開発ストーリー
代表・小代の原体験
キャリーケースを日常的に使う小代氏
「自力で、自分のタイミングで移動したい」
この想いは、代表・小代氏自身の切実な経験から生まれました。
障がいを持つ小代氏は、日常的に移動の困難さに直面してきました。介助者のスケジュールに合わせなければならない不自由さ。自分の意志で、自分のタイミングで移動することがどれほど難しいか。その現実を、身をもって体験してきたのです。
「誰かの手を借りることは悪いことではない。でも、自分でできることは自分でやりたい。自分のペースで、自分の行きたい場所に行きたい。それは、人として当たり前の願いじゃないか」
この原体験が、FitWith創業の原点となりました。
製品開発前の小代氏の日常
階段を上る際の大変さ
階段を下る際の恐怖
このような日常の困難を、技術の力で解決したい。それがFitWithの原点です。
この課題は、決して個人的なものではなかった
小代氏の想いが個人的なものに留まらないことを確かめるため、私たちは障がい者・高齢者40名への対面ヒアリングを実施しました。
結果は衝撃的でした——
80%が「自力で移動したい」と回答したのです。
彼らの多くは、移動の補助としてキャリーケースを「杖代わり」として欠かせないものと考えています。しかし、そのキャリーケース利用者の72.8%が「階段を使わなければいけない場面がよくある」と回答。
階段の下りには「心理的恐怖」さえ感じており、多くの人が「出たい場所にエレベーターがない、利用できない」という、インフラだけでは解決しきれない日常のバリアに直面していることが明らかになりました。
私たちが目指すのは、ただの製品開発ではありません。
すべての人が、自分の意志で、自分のペースで、どこへでも行ける。
そんな当たり前の自由を、技術の力で実現することです。
この切実な課題を、私たちは技術で解決します